EP13:健気な奴 JK side ページ13
*
「おいおいおいおい！ジョングガ！！！
Aちゃんと付き合ったってまじ！？！？」
と、朝には相応しくないようなテンションと声量で聞いてくるジミナ。
「あぁ、付き合ったよ。」
「うわ、あいつでかしたな(笑)
てことは……………ヤッたの？Aちゃんと、、、
思ってた通り、やっぱり
肉食ちゃんだね〜Aちゃんは。
俺の前では、あんなに襲わないって言ってたのに！
で、どうなの？………………実際、ヤッた？」
なんて目を輝かせながら言う。
「やってない…………てあいつは言ってるけど、」
「けど？」
「やってると思う、、、」
「はぁ？なんだそれ(笑)」
ジミナが呆れたような顔をした。
「起きた時、俺、裸だったし、お風呂から上がったら
シーツもゴミ箱も綺麗に取り替えられてた。」
「それに朝シーツにちょっとだけど血がついているのを布団から出るときに見えてさ、、
あいつは気付いてないと思うけど、ベッドの端にゴムの袋の切れ端も落ちてて、
そのあと、部屋で泣いてたんだ。」
「首元だけ色も変わってて、多分、化粧か何かで隠したんだと思うけど、バレバレでさ。それでもやってないって俺の前では言ってて…」
「あぁ、それは完全にやってるな。」
「やっぱり、やってるよな。」
「しかも、処◯だったんだね。」
「うん、多分な。」
俺はきっと、Aの初めてを奪ったんだ。
「………だからAちゃんと付き合うの？」
「だって、俺が処◯を奪っちゃったわけだし、」
「でも、そんな理由で付き合ったら、
逆にAちゃんが可哀想じゃない？
ジョングガに気持ちはないのに……………」
確かにジミナの言っている事が正論だ。
だけど、
「必死に隠しているあいつを見たら………」
「健気だもんな、、、、、」
「あぁ、そうなんだよな。」
「いい子だもんな、Aちゃん…………」
「うん、すげぇいい子なんだよ。」
こんな理由で付き合うのは間違ってるけど
あいつを傷つけてしまうことに変わりはないけど
それでも俺の心がどうしても痛んで、
"責任取る"なんて言葉で罪滅ぼしをしたかっただけ。
ただの俺のわがままだったんだ。
この中途半端な俺の選択が、あいつをもっと傷つけているなんてこの時の俺は気づかなかった。
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ビョル(プロフ) - うにさん» うにさんっ！ありがとうございます！season2も楽しんでいただけるように頑張ります♡ (5月11日 12時) (
レス) id: 2ba08eff84 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - 以前何度か読ませていただいたのですが、また更新されたとのことで読み直していました。再会本当に嬉しいです！お話整理中とのことでseason2も楽しみにしています♡ (5月3日 14時) (レス) @page47 id: fc966db95f (このIDを非表示/違反報告)
ビョル(プロフ) - yucamomoさん» yucamomoさん、初めまして^ ^素敵なコメントをありがとうございますっ！4年前から知ってくださってたんですね！！ありがとうございますm(__)m完結に向けて頑張りますので、これからもよろしくお願いします(^^)♡ (5月1日 23時) (レス) id: 2ba08eff84 (このIDを非表示/違反報告)
yucamomo(プロフ) - ビョルさん 初めまして お話連載開始頃から拝見していて 更新が再開の通知に､GW初日から､切なさとキュンでテンションが上がりました｡再開､ありがとうございます｡今から､夢主ちゃん達の紆余曲折を楽しみにしています*ˊᵕˋ* (4月29日 7時) (レス) @page44 id: c0f830f0ce (このIDを非表示/違反報告)
ビョル(プロフ) - おにぎりさん» おにぎりさん、コメントありがとうございます（ ; ; ）そう言っていただけて、物凄く嬉しいですっ！今回は完結までは書くつもりですので、よろしくお願いしますm(__)m (4月22日 17時) (レス) @page38 id: 2ba08eff84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビョル | 作成日時：2020年4月25日 22時
