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『え、あ、はい・・』
「もしかして、帰るとこないんですか？」
『・・・・いえ。そんなこと、ないです。』
「そう、ですか。あの、、腹減ってるなら・・」
ポケットにあった札を2枚ほど取り出し
私に差し出す
『あ、あります！お金なら！』
「そうですか、失礼しました。」
またペコリとして
今後こそ彼は去っていった。
親切な申し出だったと思う
見ず知らずの人間に現金を差し出すなんて。
でも私にはプライドが残っていた。
お金なんて
5万ウォンしか
ないのに
＝＝
『はぁ・・』
蒸気で曇る部屋で
何度目かわからないため息を吐いた
飼い主さんが去ったあと、
閉店ギリギリの古着屋さんでＴシャツとデニム、
コンビニで下着を購入しチムジルバンにやってきた。
チムジルバンは深夜まで開いている店が多いからこういう時
とっても助かる
『あースッキリした。』
心はまだモヤモヤしたままだが、
表面上はとてもさっぱりした。
チュンチュン
小鳥がさえずっている
朝の静かな町を歩いていたら
【挑戦者求む】超大盛牛丼3杯10分完食で無料!
そんなチラシを見つけた。
これは、行くしかない。
「いらっしゃい！」
元気のいい店主のおじさんが作る牛丼は
ビックリするほどモリモリで、
ビックリするほどおいしかった。
隣にはゴリマッチョなお兄さんがいて
同じように完食チャレンジをしたが
空腹だった私は10分でペロリと平らげ、お兄さんはギブアップした。
腹の皮が張ると目の皮が弛む
昔の人はうまい事を言ったもんだ。
その言葉通り、満腹で眠くなってきた私は、
開館早々の図書館へ行き、個人閲覧スペースで爆睡。
快適なエアコンで大きないびきをかいたらしく、
"静かにできない方はご遠慮下さい！”と追い出された。
『結局ここに、帰ってきたのよね・・・』
昨日のように人がいない公園
オレンジ色の空にはカラスが飛んでいる。
このままいけば
住所不定無職の浮浪者。
それだけは、避けなければいけないのに
あの家に帰る勇気がない。
あの生々しい声が
耳元に聞こえてくるようだ。
またため息を吐こうと
息を吸い込んだら
「ちょっと、そこのお姉さん！」
『え？』
またもや
声を掛けられた。
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ミンの甘露煮(プロフ) - 苺あめさん» ユンギさんの心配がつもりに積もって・・ねぇ？w シロちゃんはシロちゃんで・・ねぇ？w あの人とか、この人とかが登場しちゃったり、、うふふ(￣∀￣) 更新お待たせしてすみません。少しずつやっていきますので引き続きよろしくです❤︎ (5月9日 23時) (
レス) id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
苺あめ(プロフ) - ミンさん、いつも楽しく拝見させ貰っています。徐々にバンタンメンバーが揃って来ましたね…。シロの魅力をグクもホソクも知ってしまいユンギの心配が絶えませんね。早く続きが読みたくて…。更新が待ち遠しいです。 (5月9日 21時) (レス) id: 3780d68ff4 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - 苺あめさん» コメありがとうございます〜♪一体この二人どうなっていくんでしょうか・・ｗあれも書きたい、これも書きたいと考えると続編になってしまいそうっっ！(´・ω・｀)これからも応援よろしくお願いします★ (5月3日 16時) (レス) id: e5fb4c8458 (このIDを非表示/違反報告)
苺あめ(プロフ) - ユンギとシロの関係がどの様に変化していくのか気になるし楽しみです。このユンギ可愛いですね。お話が更新されるのが待ち遠しいです。 (5月3日 2時) (レス) @page35 id: 3780d68ff4 (このIDを非表示/違反報告)
ミンの甘露煮(プロフ) - miitaeさん» うわー！楽しんで頂けて嬉しいです❤︎我らはいつでもサムされる準備はできてるんですけどね？！w いつになったらユンギさんのサムが来るのでしょうか！(来ないw)これからも甘々していきますので引き続きよろしくです⭐︎ (4月28日 11時) (レス) @page29 id: b88aa79b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミンの甘露煮
| 作成日時：2024年3月31日 16時
