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え……
少し前の私だったら
すぐに、横で歩くユンギさんの胸に飛び込んでいただろう……
どうして？
どうして、今、それが出来ない？
「ヤーッ！ヒョンたち、全然足があがってないってwww」
「うるせぇよ……昔は速かったんだって」
「マンネなら、ちょっとは気をつかって手加減しろよー」
キャッキャっと騒ぐ声が聞こえる
その声と反対に静かな声で話すユンギさん
「やっぱ、もう……他に好きな奴いんの？」
この低くて心地よい声が大好きだった
「ユンギさんが………
ユンギさんこそ、彼女いるんじゃんっ」
「は？いねぇよ……
お前と出会ってから、
他に好きになった奴なんて、1人もいねぇわ」
え？だって……
「私、見たもん！
ユンギさんが、ソウルの会社に戻って来た前日に
彼女さんらしき女の人と
楽しそうに笑いながら歩いてるのを！」
ん？
オレが？
女と歩く？…
笑って？？
……って、しばらく考えたあと
あぁ〜って思い出したみたい
「前日ね……確かに女と歩いてたわ
不動産屋のねぇちゃん
ちょうど新しく住むマンションの鍵もらって
見に行くとこだろな
なかなかオモシロイねぇちゃんで
オレが日本から戻ったって言ったら
そのねぇちゃんが、前に日本旅行して、
財布落として、ヒッチハイクしたり、
すったもんだした話を聞かされて…
なんだよ、声かけろよ
ってか、それ見て、勘違いしてたってことか？」
「あ…」
否定出来ない
「アホ」
これも、否定出来ない…確かにアホだ
でも、
でもさ、
私、どうしたの？
ユンギさんに今、彼女がいないって分かっても
どうして素直に戻れないんだろう
あ……
「ユンギさんとまた、恋人って関係になれたとしても……
ユンギさんがまた、いつかいなくなっちゃうかもって……
多分、私、ずっと考えてると思う…
もう、そんなのイヤだ」
涙が溢れてくる
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みんと(プロフ) - うぎサマ！コメントありがとうございます♡楽しみにしていただいてるなんて、めっちゃ嬉しいです！もうすぐ終わりますので、なるべく早く仕上げます( ˶ˊᵕˋ)੭♡ (4月13日 19時) (
レス) id: 0d75cfc572 (このIDを非表示/違反報告)
うぎ(プロフ) - 初めまして！いつも続きが気になります…楽しみに見ています(*´ω｀*) (4月13日 16時) (レス) @page27 id: 661e8fa499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんと
| 作成日時：2024年4月2日 21時
