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私の身体にもそれなりにタトゥーがある。
自分で入れたかったというのも勿論嘘じゃないけれど、兄に頼まれて入れたものまで。
と言っても兄ほど派手には入れていない。
両二の腕、頸、右耳の後ろ、それからーーー
「お前今日どこにやんの？」
朝食を済ませた兄が食器を持って、私の立つシンクの中にそれを置いた。
「お腹。友達がお腹にやりたいらしいんだけど痛くないか確かめてって言うからさ」
'何だよそれ'と小馬鹿にした様に鼻で笑った兄。
タトゥー屋のくせに鼻にピアス開ける時、死ぬ程ビビり散らかしてたのは何処のどいつだよ、と。
タトゥーみたいに一定時間ガリガリやり続ける方がよっぽど痛いって話しだ。
兄が親と共にアパートに行かなかったのは、私と同じ理由ではなくてその時既にここでタトゥースタジオを始めていたからだ。
多少手狭とはいえ自分がやりやすい環境がここだというのに、敢えて引越す必要はなかったらしい。
「お腹に入れるデザイン決めたの？」
貧相なベランダで煙草の煙に目を細める兄が言った。
「大体はね、もう少し考えてみて後で持ってく」
洗い物が終わった後は洗濯物を干す仕事がある。
その後はタブレットとペンタブをテーブルに並べて、コーヒー片手にイラストを描く。
趣味プラスお小遣い稼ぎだ。
「後でコーヒー買って来てくんない？」
足元の隅に置かれた灰皿で慣れた手つきで火を消した兄が忙しく動く私にお使いを頼んだ。
だから干そうとして手に持った兄のTシャツを一度カゴの中に戻して、片手を差し出す。
「お兄ちゃんもちでいいなら？」
「すぐ送金するって」
「割り増しでね」
年季の入った半ズボンから携帯を取り出して操作する兄を横目に、再度洗濯物を干す作業に戻った。
後々確認したら割り増しで2万ウォン届いた。
せめて5万ウォンくらい送ってくれても、と思いながらも、晴天の中コーヒーを買いに出た。
下のカフェではなく、安価なチェーン店まで。
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かむ(プロフ) - 305さん» ありがとうございます！メッセージさせて頂きますので生まれ年を明記の上返信して頂ければパスワードお送りしますね😌 (5月5日 7時) (
レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
305(プロフ) - 初めまして😌小説を読ませて頂き、いろいろな作品をもっと読みたいと思い、メッセージをお願いしたいと思いますが大丈夫でしょうか💦よろしくお願いします🙇♀️ (5月5日 2時) (レス) id: f97ee42b4a (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - s7vfntpbswさん» ありがとうございます😌先にメッセージお送りしますね！ (4月24日 21時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
s7vfntpbsw(プロフ) - パスワード知りたいのでメッセージお願いしたいです！ (4月24日 21時) (レス) id: 23dc74d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - hima1010さん» ありがとうございます！こちらからメッセージ送りますね！ (4月23日 12時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむ
| 作成日時：2024年4月15日 20時
