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行かないって言ったのに途中で何の躊躇もなくマックの駐車場に入って行くから、思わずジョングクと周りの景色を何度もみてしまった。
実際には駐車場を通り過ぎて、そのままドライブスルーのパネルに向かったのだった。
そこでコーヒーやら軽く食べる物を注文して。
食べ物を頼んだのは私ではなくジョングクの意思で、だ。
良い香りだった車内が独特なファーストフード店の匂いになった後で、車は暗い方へ暗い方へと向かう。
不思議と危機感は全くなかった。
落ち着いているし、ただ"何処に行くんだろう"という考えと、遠足の前の日の高揚感の様な物を胸の奥に感じていた。
「
(到着いたしました〜)
ジョングクがエンジンを切ってそう言うから、すかさず
「ここ？」
と言う他なかった。
暗い山の中にある駐車場で、街灯はトイレがあると思われる小屋の所にあるだけ。
当然、時間帯的に車はここ一台のみ。
「まぁいいから、降りてみなよ」
そんな場所なのにジョングクは楽しそうで、私を置いて車から先に降りてしまった。
そう言われたら降りるしかない。
携帯だけふわふわのアウターのポケットに入れてドアを開けると、直ぐにちょっと冷たい風が後れ毛を靡かせた。
「見てみて、あっち」
車の前方ではなく後方に立ってるジョングクが暗がりの中、指差して言ったけど、指を向けなくても直ぐに分かった。
いやむしろ降りた瞬間に分かった。
何故走ってくる最中に全く気付かなかったのか、見てる様で見てなかった？
「凄い、私の物みたい」
宝石を贅沢に散らかしたみたいな眼下に広がる目の前の夜景に自然とそう溢れた。
殆ど黄色やオレンジの中に、青とか赤とか緑とか。
この場所の暗さのせいか、他の場所で見た事のある夜景よりもずっと華やかで豪華に見えた。
目を隈なく景色に向けていると頭と首元が急に暖かくなって
「
(これ着てて良かったでしょ？)
そう言って得意げに笑うジョングクが私のアウターのフードを被せたからだった。
この夜景と同じくらい、ジョングクの目はキラキラしてる。
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かむ(プロフ) - 305さん» ありがとうございます！メッセージさせて頂きますので生まれ年を明記の上返信して頂ければパスワードお送りしますね😌 (5月5日 7時) (
レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
305(プロフ) - 初めまして😌小説を読ませて頂き、いろいろな作品をもっと読みたいと思い、メッセージをお願いしたいと思いますが大丈夫でしょうか💦よろしくお願いします🙇♀️ (5月5日 2時) (レス) id: f97ee42b4a (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - s7vfntpbswさん» ありがとうございます😌先にメッセージお送りしますね！ (4月24日 21時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
s7vfntpbsw(プロフ) - パスワード知りたいのでメッセージお願いしたいです！ (4月24日 21時) (レス) id: 23dc74d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - hima1010さん» ありがとうございます！こちらからメッセージ送りますね！ (4月23日 12時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむ
| 作成日時：2024年4月15日 20時
