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そうしてる間に兄からカトクが来て
『夕飯は無理せず』
とだけ。
良かった。
冷蔵庫の中は割と豊富に材料が詰まっているけれど、何かを作る気になれないから。
部屋を真っ赤に染まる夕陽は、きっとこうしてジョングクへの返事に迷ってる間に沈んでしまうだろう。
そしたらまた、いつものように深い夜が来て、また寝なくちゃいけなくて目を瞑って寝れたとしても。
今日はきっとあの時間に目を覚ましてしまう気配がする。
ジョングクとのトーク画面を開いたままだけれど、カーソルは点滅しているが依然空欄。
『A』
眺めていたそこに新しい吹き出しが発現した。
ジョングクから先にカトクがまた来てしまったのだ。
『
(具合どう？)
続けてそう来て少し驚いた。
さっきの兄の言葉が過って、兄から話を聞いたのだと理解出来た。
『
目眩は治ったからそれだけ返した。
本当は"
携帯をテーブルの上に置いて立ち上がると、ほんの少しだけ足元が浮いてる感覚があった。
でも立ちくらみはない。
目眩のせいではなくて、狭いソファでずっと同じ態勢で寝てた代償だろう。
夕陽は思ったより綺麗だけれど、今の私には少し眩しく感じでドレープカーテンを閉めた。
遮光タイプではないから、淡いベージュのカーテンがオレンジ色に染まった。
♪
少し自分を取り戻した気がした直後、テーブルの上の携帯から着信音が鳴り響く。
전정국
その名前の表示に一瞬躊躇したけれど、画面上の緑色の方に指を滑らせた。
「、もしもし」
出した声は辛うじて掠れていなかった。
「A？本当にもう大丈夫なの？」
午前中ぶりに聞いたジョングクの声は確かに"心配"を感じ取れる声音だった。
だから直ぐに'うん'と頷いた。
「気持ち悪くて目瞑ってたらそのまま寝ちゃって、連絡返せなかった」
「うん、ヒョンに聞いた、だから俺」
中途半端な所で言葉を切ったジョングクから息を吐く音が聞こえて
「あの時、無理矢理にでも追いかけて、Aの事送って行かなきゃいけなかったのに…ごめん」
また、何も悪くないジョングクがその言葉を口にした。
こっちで首を振ってもジョングクにはそれが見えないのが、もどかしいと思った。
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かむ(プロフ) - 305さん» ありがとうございます！メッセージさせて頂きますので生まれ年を明記の上返信して頂ければパスワードお送りしますね😌 (5月5日 7時) (
レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
305(プロフ) - 初めまして😌小説を読ませて頂き、いろいろな作品をもっと読みたいと思い、メッセージをお願いしたいと思いますが大丈夫でしょうか💦よろしくお願いします🙇♀️ (5月5日 2時) (レス) id: f97ee42b4a (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - s7vfntpbswさん» ありがとうございます😌先にメッセージお送りしますね！ (4月24日 21時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
s7vfntpbsw(プロフ) - パスワード知りたいのでメッセージお願いしたいです！ (4月24日 21時) (レス) id: 23dc74d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - hima1010さん» ありがとうございます！こちらからメッセージ送りますね！ (4月23日 12時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむ
| 作成日時：2024年4月15日 20時
