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ジョングクがそんなに負担に思う事なんか何もないのに。
ただ私が勝手に体調悪くなっただけで、ジョングクには微塵も落ち度なんてないのに。
「、ごめんって言わないで」
上手い言葉を探してみたけれど、私の語彙力ではごく単純なそれしか出てこなかった。
でも、ジョングクの溜息を2回も3回も聞きたくなくて
「次ごめんって言ったら、また早朝にバイクの後ろに乗せて貰うから」
自分の欲望を不思議な形で軽く打ち明けてみた。
でもこれじゃあ、ジョングクの"朝ご飯作る罰"と同じクオリティだ、なんてやや失礼な事を考えた時。
「ごめん」
ジョングクがまた。
「ごめん、A、ごめん」
「、たった今言わないでって…」
「俺がごめんって言ったらバイクの後ろに乗るんでしょ？」
困惑しつつも肯定の返事をすると'
「今ので最低でも4回は後ろに乗る事になったじゃん」
そう言った声にいつもの明るさを感じた。
言葉に混じって小さな笑い声が聞こえた気がしたから。
だからって無闇に"ごめん"を連呼するなんて、全く行動が荒いというか大胆というか。
それでもジョングクのそれを咎められないのは、私がもう一度ジョングクのバイクに乗れる事に小さく胸を躍らせているからだ。
明日でも明後日でも、1週間後でもいい。
恐ろしいだけのあの時間に、世界を統べる者の感覚を、冷たい風と共に感じる事。
ジョングクの広い背中に身を寄せて、2人きりで走り抜ける灰色の街を。
「A」
私の頬を冷やしたその時の風を思い出している最中、ジョングクに呼ばれ我に返った。
'何？'と聞く前にジョングクから'あのさ'と。
「これは俺のワガママなんだけど」
んんっと咳払いを挟んで
「…今から行ってもいい、かな」
さっき明るさを取り戻した声だったのに、今度はやや自信なさげに少しボリュームを落とした声で。
今ジョングクは一体どんな顔をしてるのだろう。
首の後ろを撫でながら大きな目に一体何を映しているのだろう。
「ジョングギが来たいなら」
その顔が見たかった。
それだけ。
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かむ(プロフ) - 305さん» ありがとうございます！メッセージさせて頂きますので生まれ年を明記の上返信して頂ければパスワードお送りしますね😌 (5月5日 7時) (
レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
305(プロフ) - 初めまして😌小説を読ませて頂き、いろいろな作品をもっと読みたいと思い、メッセージをお願いしたいと思いますが大丈夫でしょうか💦よろしくお願いします🙇♀️ (5月5日 2時) (レス) id: f97ee42b4a (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - s7vfntpbswさん» ありがとうございます😌先にメッセージお送りしますね！ (4月24日 21時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
s7vfntpbsw(プロフ) - パスワード知りたいのでメッセージお願いしたいです！ (4月24日 21時) (レス) id: 23dc74d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - hima1010さん» ありがとうございます！こちらからメッセージ送りますね！ (4月23日 12時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむ
| 作成日時：2024年4月15日 20時
