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ジョングクが寝静まってる間に入浴を済ませた。
勿論変な意味ではなくて、ただ毎日の人間としての習慣の入浴だ。
時計を見ればもうすぐ23時になるけれど、お腹が空いたりとか仕事の予定とかはないのだろうかって。
私一人で寝るのには充分な大きさのセミダブル。
なのにジョングクが寝ているとシングルより小さいかもなんて錯覚を起こす。
そんなベッド、子供用くらいしかない。
リビングも寝室もリモデリングの時に設置した間接照明の灯りだけにした。
白色ではなくオレンジや蜜柑に近い色で照らされた部屋はどちらも暖かそうに見えた。
「ジョングガ」
寝室に入ってほぼ吐息の声で試しに呼びかけてみたけれど、全く反応はない。
熟睡だ。
何度も思う"不思議だ"という感情を視線に変えて、熟睡するジョングクの寝顔にぶつけた。
ベッドの横に座り込むとジョングクの寝顔がより近くなった。
同じ人間なのにこんなに違う。
睫毛はきっと私の倍くらい長さも量もあるだろうし、横から見た顔の形は美術室にあった模造品の彫刻と大差ない。
そうやって観察していたらそれまで閉じてた形の良い唇が、むぐむぐと微かに動いた後に小さく開いて、上の前歯が2本だけ顔を覗かせた。
「可愛い」
そんな独り言を呟いた事に全く気付かなかった。
気付かなかった程、自然にそう思ったのだ。
膝を抱えて座ってジョングクの寝ている横顔を見つめている、何でもない時間が過ぎていく。
何でもなくて何にもしない時間。
何にも考えなくていい時間。
それが快適で気楽で、そのままの態勢でベッドに寄りかかって眠りに落ちた。
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雲の上で寝てる感覚だった。
この世の物とは思えない極上の柔らかい物に全身丸ごと包まれている感じ。
熱くも冷たくもなく心地良い風が私の額を酷く優しく何度も撫でていく。
「A」
ジョングクの声がした。
「おやすみ」
"おやすみ"と返した。
こんなに安穏とした眠りに身を任せられるのは、ジョングクがいるからだ。
"おやすみ"と言っていつもみたいに可愛く微笑むジョングクの手を掴みたくて手を伸ばしたら、迷いなく私の手を引いてくれた。
起きたらこの夢の話しをしても良いのだろうか。
ジョングクに"ありがとう"と言いたいから。
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かむ(プロフ) - 305さん» ありがとうございます！メッセージさせて頂きますので生まれ年を明記の上返信して頂ければパスワードお送りしますね😌 (5月5日 7時) (
レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
305(プロフ) - 初めまして😌小説を読ませて頂き、いろいろな作品をもっと読みたいと思い、メッセージをお願いしたいと思いますが大丈夫でしょうか💦よろしくお願いします🙇♀️ (5月5日 2時) (レス) id: f97ee42b4a (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - s7vfntpbswさん» ありがとうございます😌先にメッセージお送りしますね！ (4月24日 21時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
s7vfntpbsw(プロフ) - パスワード知りたいのでメッセージお願いしたいです！ (4月24日 21時) (レス) id: 23dc74d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
かむ(プロフ) - hima1010さん» ありがとうございます！こちらからメッセージ送りますね！ (4月23日 12時) (レス) id: 03d417d136 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむ
| 作成日時：2024年4月15日 20時
