JN ページ11
NJ「次のインタビュー、Aさんと一緒に受けるみたいだよ？何か同じ事務所特集……的な」
ナムジュンが、書類をひらひらさせて、ソファに座る俺に、馬がニンジン追いかけてるように目の前に垂らしてきた。
携帯ゲームしてた俺はそのままその書類ひったくって、目を通す。
JN「まじ！？いつ！？」
NJ「日にちはまた追追、連絡が来ると思うよ？でもその予定してるから」
TH「良かったねジニヒョン」
テヒョンが仏のような、悟り開いた顔で見てくるからクッション顔面に投げつけた。
どっちかというと、俺は恋愛には凄く敷居が高い方で。
まあ、簡単に言えば理想が高い。
髪が長くてー身長が高くてー、媚びなくてー
俺の事ちゃんと立ててくれてー
とか言い出したらキリがないくらいなんだけど
はじめてAの事を見た時に、そんな理想がどっかいっちゃうくらいの衝撃受けた。
ジニヒョン帰るねってナムジュンとテヒョンが事務所を後にして、今日ここに居てるのはホソクだけだけど
あいつ、どこ行ったんだ？
部屋を見渡してもホソクの姿が見えなくて、まあ飲み物も無くなったとこだし自販機まで買いに行くかって練習室のドア開けた。
しばらく廊下歩いてると、遠くの方で誰かわかんなかったけど、男女2人が話す声が聞こえてきて、自販機がそっち方面にあるから近づいてくと
JN「ああああああああぁぁぁ！ホソク！！」
って、ゲームがセーブしないで強制終了した時くらいの大声が出てしまって、自分でもびっくりした。
いや、待って、なんでホソクがAの手を握ってんの！？しかも両手ガッチリじゃん！！
その手は俺が握る(予定)なのに！！
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作者名：uri
| 作成日時：2024年4月8日 20時
