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何してんだどころじゃなかった。
練習室に入ってすぐに、どうだった！？って飼い犬がしっぽ振って出迎えるみたいに飛びついてきたホソク。
一部切り取りして、説明したらこの通り。
パボパボってこんなに連呼される時なんてないんじゃなかろうか。
HS「どうせまーた嫌な事でも言って、不快にさせたんでしょ」
JN「男の人に触られちゃだめって言った」
HS「おっ、案外いいんじゃない？嫉妬してると思ってもらえたり？」
それがね、ホソク。そうでもないんだよ。
JN「軽いと思われるよとか余計なこと言った」
それ言った瞬間、ホソクのにやにやした顔が、すんって真顔になって。
こりゃだめだ、重症。っつてもう俺の話はんて聞いちゃいなくて、また曲かけてダンス練習のために鏡の前に立った。
俺は端っこでため息ついて、膝抱えて身体を少しでも小さくして縮こまった。
JK「ジニヒョン、なんでそんなブラックな雰囲気出してんの」
JN「ほっといてくれジョングガ、俺はいま猛烈に落ち込んでいる」
シャワー室で汗を流してきたんだろう。
タンクトップで、髪の毛も乾かさないまま帰ってきたジョングクは、俺を見つけると隣座ってぶるぶると頭を振った。
JN「ちょ！つめっ、冷たっ！！犬かお前は！！」
って、ゲラゲラ笑ってるジョングクの肩叩くけど、まだ笑ってて。
JK「１回キスでもしてみればいいんじゃないですか」
ジョングクが急にそんなこと言い出して。
俺の頭はハテナ状態。
そして、考えた末に
JN「は？お前と？」
JK「うげっ、ジニヒョンとなんて嫌ですよ」
JN「おい、失礼だからな？全国のジンペンに謝れ？」
そんなことできるわけないだろ！
しかもましてや同じ事務所の後輩であるわけなんだし
さらにAは俺から、嫌われてると思ってるのに
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作者名：uri
| 作成日時：2024年4月8日 20時
