アンドロイドな君と【JN】 (ページ24)

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JN ページ24

えっ？あれっ？俺さ、なんか間違えた？

JK「大いに間違えている」

あの後、仲良く握手して、これからも仲良くしてね♡的なやり取りを終わらせて、丁度マネージャが戻ってきた。

うちのマネージャーも迎えに来てくれて、病院でAと離れた。

バンの中でマネージャーに、Aは大丈夫か？どうだった？とか聞かれてたんだけどあんまり記憶ない。たぶんちゃんと返事はしてた、はず。

悶々と、俺の頭の中ではさっきのやり取りが繰り返されてて

一旦事務所に戻ってきた俺は、丁度スケジュール終わらして帰ろうとしてたジョングク見つけて腕掴んで、使い終わった練習室へ連れ込んだ。

JK「連れ込まれるならAさんに連れ込まれたい」

JN「ばっ！！何言ってんだ馬鹿野郎、あっ、違う。ちょっと聞いてジョングク？」

JK「チキン10ピースで」

JN「や、別にいいんだけどさ、どれだけ食べる気？」

等価交換の条件で俺の話を聞いてくれたジョングク。

病院でのやり取りを頭抱えながら話すと、一番最初の言葉が帰ってきた。

えっ、やっぱ間違ってたのかな俺？

唯一、手に入れたのは、Aの番号。

カトクじゃなくて、番号。

や、いいんだけど、いいんだよ？

番号検索すりゃカトクにも出るからね？

JK「あーーー…」

おれの話を聞き終わったジョングクは、唸った。