アンドロイドな君と【JN】 (ページ7)

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YOU ページ7

オンニ「A！いい情報～！」

事務所のレコーディング室で、ギター鳴らしていたら、オンニがにこにこの笑顔と共にドアを開けて入ってきて、サッと私に1枚の用紙を渡してきた。

『どうしたの？そんなに嬉しそうなオンニ久しぶりに見た』

流れるように用紙を受け取る。

オンニ「何言ってんの、貴方がデビューした時も死ぬほど嬉しかったよ」

一瞬真顔になったオンニ、こわ。

それ見て？って促されたから、渡された紙に目を通すと……

オンニ「じゃじゃーん！なんと、BTSとコラボだって！」

ん？

なんて？

『こらぼお？』

誰とって？

『BTSう？』

そのあと、二人で叫びが会社中に響き渡るんじゃないのかってくらい大騒ぎしたのは言うまでもない。

どうやら、雑誌のインタビューでのコラボらしく、同じ事務所の先輩後輩としての思うところというか…そんなのを一緒にインタビュー受けてほしいとのことだった。

なんだって？緊張しかしないんだけど。

大丈夫かな私……、BTSの皆さんなんてちゃんと話したことなんてないし、なんならジン先輩に嫌われているかもしれないのに、向こう側がOKくれただなんて信じられない。

『オンニ、私、倒れない？明日死なない？』

オンニ「死ぬわけないでしょ、ジンくんともお近づきになれたらいいわね」

ばっちりウインクしてくるオンニ、かわいいんだけどどうしよ。